マルゴト陸前高田

企業研修プログラム

震災と復興の混沌から学ぶ―複眼の思考―

人口23,000人の街で1,800名もの人命を失った陸前高田ですが全国から多大なる応援をいただき本当に有り難く思っています。
全てが流され何もなくなってしまった中心市街地は、再生に向けた大規模工事と、市民の想いを両輪に歩みを進めています。そんな中、震災直後のボランティア活動から始まり、街の復興に寄り添ってくださる企業さま、また、この地に新たな価値創造のヒントがあると感じていただいた企業さまが研修に訪れてくださっています。

H30年には三陸沿岸道路が仙台までつながり、H31年には国立の復興祈念公園もつくられます。
陸前高田は今、世界でも稀な中心市街地の再生に取り組み始めています。そこにはさまざまな意見があり、十分にコンセンサスをえられないままに進んでゆくプロジェクトもあります。この壮大な試みがどのように進んでゆくのか世界が注目しているといっても過言ではありません。私たちはここでの課題をありのままにさらけ出します。

何をもって復興の成就と言えるのか?正解がどこにあるかはまだわかりませんが、混沌の中で生まれている課題を「複眼の思考」で一緒に考えてみてください。
社会とは、新たな価値とは、生き抜くとは・・・

等々…
これらは「ここだけの学び」です。
ここ陸前高田は、技術やスキルアップの研修というより、困難に立ち向かう心を養うとともに、様々な立場や意見を俯瞰で見渡せる《全人》たるための研修が提供できる場だと考えています。

研修メニューの一部

合意づくり
ある課題に対する市と市民の声のギャップや解決すべき課題を知る
行政担当部署からのブリーフィングや市内の声のヒアリング

比較
同ジャンル商品の製造販売を営む市内複数事業者の見学や経営者講話を聞く

事業コラボ案
市内事業状況を踏まえて研修社の事業と現地事業とのタイアップや、新規事業プランの作成

カラダとの対峙
ハードな一次産業労働と与えられた課題解決を並行して行う

生きるチカラ
民泊や、仮設・災害公営住宅なとの交流と対話をつうじて困難を乗り越えてきたココロの強さを感じ学びとる。

研修のテーマ、得たい成果等をお聞きして個々にカスタマイズした研修プログラムをご提案させていただきます。詳しくは問い合わせください。

受入れ実績(順不同)

富士通株式会社 兼松株式会社 株式会社クボタ 伊藤忠株式会社
市民生活協同組合ならコープ 立教大学 サントリーホールディングス株式会社 等

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担当者の声:伊藤雅人

いくつもの企業・団体さんが、ここ陸前高田に研修に訪れてくれます。
ただひたすら漁業作業を手伝って疲れ果てて、講話中に眠たくなってしまう新入社員さん。
生まれて初めて田植えを経験し、また秋の収穫の時期に再来を誓う先輩社員。
そんなガテンな肌合いの研修だけでなく、街の復興計画と市民のコンセンサスづくりに心を寄せてくれる方々。再開発地域に出店予定の商店の戦略にアドバイスをくれる商社マンさんもいます。

私たちは豊かな自然と人的資源でみなさまを迎え入れます。
付加価値の高い養殖漁業を再興すべく多額の借金を返済する漁師さん、世界に貢献できる防災プログラムを海外に向けて展開するカレッジ(期間大学)を準備する知の関係者もいます。みなさんのニーズと将来展望を少しでもサポートできるプログラムを提供したいと日々対応しています。

未来への希望が街の新たな産業と知を磨いている最中だからでしょうか
ここ陸前高田には人々の心を揺さぶる何かがあるみたいです。