マルゴト陸前高田

学校教育旅行プログラム

ゼロからの希望の轍 ~命、防災、生き様を学ぶ陸前高田市民泊修学旅行~

陸前高田の人々と生活を共にし、交流を深める「民泊体験」。
たったこれだけのことが、多感な時期の中高生に与える影響は計り知れません。

①とても大きな経験をした陸前高田市民だからこそ持っている「命への敬愛」は「心の豊かさ」につながり「どん底から這い上がる強さ」は「生きる力」を学ぶことにつながります。
②また、日々の生活と異なる環境に身を置くことで、「自主的に行動すること」が求められ「相手に意思を伝えるコミュニケーション」が必ず必要になります。

陸前高田で過ごすこと、それは座って教科書から学ぶことではなく、教科書の出来事が自分の人生に直接関わる経験です。
修学旅行が終わる頃、参加した生徒の顔は一段大人になっていることでしょう。
 

  

  
 

 

 

モデルコース(1泊2日の場合)

1日目:

テーマ 内容 時間目安 研修形式 部分目標 場所 市内協力者
事前学習 民泊中の諸注意
陸前高田の紹介等
基礎内容
その他 陸前高田へ来る準備 &Nature
移動中 その他 移動中でもワクワクする要素
集合 14:00 その他 高田町コミュニティホール
①オリエンテーション ●陸前高田での学習の流れの確認
●陸前高田についての簡単な説明
●当マルゴト陸前高田についての説明
14:00〜14:15
(15分)
その他 スケジュール確認
被災状況の甚大さに重きを置く
自分の当時の被災状況をあえてさらっという。
同上
②東日本大震災の爪痕に触れる
絶望の象徴に触れる
●震災遺構:旧道の駅他ピック見学
●防潮堤工事、高台造成工事見学
●復興祈念公園についてのレクチャー
14:15〜16:30
(135分)
見学 参加者が当地で起きていることを自分ごとと感じるための導入。各被災地から失われつつある震災の爪痕を体感し、また、前代未聞の大規模な工事について理解を深める。
▶未来、復興の話よりも、震災がいかにこの街に 被害を与えたか、市民がどのような状況に立ち 向かわなければいけなかったのかを中心にがっつり説明し、ショックを受けてもらう。そして自分が当事者だったら、、、というところまで想像してほしい。
市内各所
(震災遺構、高台造成地、防潮堤など)
清水JV
マルゴト陸前高田
移動 対面式会場へ その他 震災が街にもたらした絶望や自分が見たこと、感じたことを班やグループで共有し合う時間
③民泊対面式 ●受け入れ先との対面
●震災が街にもたらした絶望や自分が見た
16:00〜16:30
(30分)
その他 民泊パートの導入として、当市における民泊の意味をしっかりと理解する。 高田町
コミュニティホール
受け入れ民家の皆さん
④民泊体験 ●生活体験
●主体的な交流、対話
●ワークシートなど仕掛けを使った学び
16:30〜 作業体験
交流
ヒアリング
参加者が自発的に交流、会話することで、テーマである学びを持ち帰るように努力する。ワークシートなどを用いた「言語化」の時間をとることで、気づきを整理する。 市内各所 受け入れ民家の皆さん

 

2日目:

テーマ 内容 時間目安 研修形式 部分目標 場所 市内協力者
集合 10:20 その他 高田町
コミュニティホール
③民泊お別れ式
(名称検討)
●受入先との最後の時間
●集合時間撮影
10:30〜11:00
(30分)
その他 感じたことや伝えたいことを、言語化し、「しっかり と伝える」 高田町
コミュニティホール
受け入れ民家の皆さん
出発 ●受入先との最後の時間
●集合写真撮影
11:00 その他 食事だけでなく、地元のコミュニティスペースとしての役割や課題などを知る

nagata

担当者から:永田

陸前高田の民泊修学旅行で私が大事にしたいことは、陸前高田に起きたことを「自分ごととして感じてほしい」ということです。震災を始めとする様々な出来事はどこか遠くの出来事ではないということを「高田の生活を体験する」なかで感じていただけると嬉しいです。
そして、それは普段の学校や家庭では成し得ない「ここだけの成長のかたち」だと我々は考えています。修学旅行のタイトル「希望の轍」は陸前高田の歩みだけでなく、このまちで成長した皆さんの未来への歩みも表しています。
心に何かを持ち帰ってください。そして、いつか再びこのまちを訪れてください。
陸前高田と皆さんそれぞれの轍が交わることを心から願っています。